北上川

 北上川の水は黒の寒天よりももっとなめらかにすべり獅子鼻は微かな星のあかりの底にまっくろに突き出てゐました。
ちくま文庫「宮沢賢治全集 第5巻『二十六夜』P.434」

 ある時私たちは四十近くの半分炭化したくるみの実を拾ひました。
(中 略)
 それからはんの木の実も見付かりました。小さな草の実もたくさん出て来ました。
 この百万年昔の海の渚に、今日は北上川が流れてゐます。
ちくま文庫「宮沢賢治全集 第6巻『イギリス海岸』P.335」


北上川と重ね合わせて見ているものは? 天の川
くるみの実はどんなかたちをしているのか? くるみ