Q (148)「寓話猫の事務所」や「クンねずみ」等は、イソップ童話の影響を受けて書かれている、と某所で知ったのですが、賢治はいつ、どのような機会にイソップ童話に触れたのでしょうか?
それと、賢治は何故数ある動物から、「猫」、とくに「山猫」という本土では決して身近ではない生き物を擬人化させ登場させたのでしょうか?賢治の生活環境で、猫と関わることがあったのか。あるいは、遠野物語など、地元の伝承などに影響をうけたのでしょうか?
ずっと疑問に思っていまして、資料を出来る限り探したのですが確乎たるものが見つかりませんでした。皆様の考えでも結構ですので、教えてください。 (たよな)

A
Date: Fri, 14 May 2004   オイさん

Date: Thu, 16 May 2002   あさしさん


Date: Fri, 14 May 2004
   オイ

猫について。岩手民話には猫、特に化け猫の話が多く、それに影響されたものでしょう。賢治は家にいることが多くその手の話をよく聞いたのではないでしょうか。山猫なのは、座敷猫と区別するためだと思います。


Date: Thu, 16 May 2002
   あさし

イソップ童話について
賢治が尋常小学校3年生の時、授業で当時の担任教師・八木英三から童話を読み聞かせられ、自らも童話を好むようになったといいます。
その頃に読んだ(あるいは読み聞かせられた)童話の中にイソップの物があったのでしょう。


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