Q (224) なぜ宮沢賢治は不思議な音おこんなにつかっているのか(教えて)

A
Date: Thu, 22 Apr 2004  至惟 模吾さん

Date: Thu, 25 Dec 2003  BOXMANさん


Date: Thu, 22 Apr 2004
  至惟 模吾

もちろん彼が数少ない猫耳の持ち主だったからです。付加えるとするならば、みなさんもよくご存知のとおり、彼はその生のほとんどを彼国で生きました。ゆえに私たちの使う擬音・擬態語には馴染みが少なく、それらについてやわらかな感性を失わなかったということも挙げられると思います。しかしやはり、先に挙げた耳の性能は(さまざまな事典にもある様に)特別すばらしい物のようですね。


Date: Fri, 22 Aug 2003
  BOXMAN

これは、ぼくの考えではないんですが、賢治が現実の母ではなく、本当の母を求めていたのではないかという説があります。赤ん坊とか小さな子供の言葉って、ほとんどが擬音語でしょう?宮沢賢治は、あの感性を独特に使って、あんな独創的な擬音語を作ったんじゃないでしょうか。吉本隆明著、「宮沢賢治」に載っていました。ちなみに、「二人の母」という考えを最初に言及したのは、詩人、入沢康夫と天沢退二郎だそうです。


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