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(261) 「注文の多い料理店」は当時、あまり注目されなかったそうですが、なぜですか。(斉間和樹) A Date: Thu, 15 Jul 2004 アンテナさん Date: Mon, 12 Jul 2004 すしまこくさん
ポプラ社文庫の「注文の多い料理店」のあとがきからの引用です。「注文の多い料理店」の初版は1924年(大正13年)12月1日に出版されました。それで、要するに新しすぎたわけです。宮沢賢治の岩手の自然色溢れる、綺麗事を並べただけではない、ただ面白いだけではない物語は、凄く珍しいものだったのです。それゆえウケも悪くてですね?
その当時、東京にでた賢治を編集者は石ころとみなしたからです。奇抜な童話だったから受け入れられにくかったのではないでしょうか。ゴッホみたいなもんです。
きっと、賢治の考えていることとげんじつがちがうかったんだよ!
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