Q(51) 宮沢賢治の作品を愛しつづけて20年、辛いとき、悲しいときはいつも賢治の作品を読んで生きる力を与えてもらっている賢治の愛読者です!
Q&Aの28番で、賢治の作品の差別表現に就いて調べたいというある学生さんの質問なのですが、どうも賢治の作品をほとんど読んだことがないにもかかわらず、差別表現だけを問題にしようとするようにしか思われないのす。
確かに賢治の作品の中に稀にそれに近い表現が存在することは私もとうの昔に気づい ておりました。しかし、それは賢治の作品の偉大さに大きな影響を与えるものではないし、差別表現に極端なまでに敏感になった現在とは時代が違ったのだ、ということで、私自身はその点に就いてはある程度寛容にするべきかと思っていたのですが、この点だけを問題にしてQ&Aで質問してくるということがどうにも腑に落ちません。
皆さんの意見を聞かせてください(Masatoki Yanagisawaさんより)

A
Date: Fri, 5 Nov 1999   ねこさん

Date: Fri, 22 Oct 1999   梨影さん

Date: Mon, 18 Oct 1999   MARIさん


Date: Fri, 5 Nov 1999
   ねこ

掟破りの”自己レス”です。 賢治の作品についての私なりの愚存については、28番のanswerに、ハンドルネーム”ねこ”として載っけておりますので、併せてご覧頂ければ幸いです(^_^)


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Date: Fri, 22 Oct 1999
   梨影

私が差別表現について卒業論文を書くことについて、書き方が足りなかったせいか誤解を招いているようなので、書きます。
私は差別表現を取り上げて卒業論文を書きますが、それは差別表現を否定するためではなく、問題は差別の心であることをしめすためです。言い換えや最近はそのような言葉を使ってはいけないという風にする風潮がありますが、私は使ってもいいのではないかと思っているのです。特に親しみを持った意味を持つような言葉までもが使用禁止となっているのが現状です。 障害者を見下すような差別語ではなく、どこと無しに親愛感を持っているような言葉が、賢治の作品にはあるような気がして、このQ&Aに質問したのですが。猫の事務所などでは差別されているのがはっきりと分かりますが、賢治はそれを援護しているように感じています。そういうふうに作品には人間的に賢治の優しさが出ているのだとおもい、そのようなものが外にもないかという思いで質問しました。賢治の作品をもっと多く読みたいのは山々ですが、古代から現在までの作品の中での差別表現を調べているため、よく知っておられる方がおられたらと思い書いたのですが。
わたしも賢治の作品を愛しており、賢治自身もとても好きです。花巻のお墓にもお参りに行きましたし、賢治の作品を否定するつもりもありません。 いろいろ誤解を招いてしまったようですが、本意はこういうことです。


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Date: Mon, 18 Oct 1999
   MARI

28番の方は、差別表現そのものについてではなく、賢治の差別についての考えがわかる表現が知りたかったのではないでしょうか? 私も賢治が差別についてどのような考えを持っていたか知りたいと思ってます。49番でも書いたのですが、今、卒業研究で「猫の事務所」をやってるもんで・・・


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