・N時点からとり出した任意の k時点の重複視聴率の合計を Qk とする。 ・丁度 i回視聴した人の割合を f(i)とする。 公式(1) 〈証明〉 i≧kの時 f(i)に数えられている視聴者は、i個の中からk個とった任意の組合わせの視聴者であるから、Qk の中にiQk回、数えられている。 i<kである時は f(i)に数えられている視聴者は存在しない。従ってi=k, k+1, …,Nの全てについて、iQk f(i)を合計すれば過不足なくQk に一致する。 Q.E.D.
・ とおく。R(i)は i回以上視聴の到達率である。 公式(2) 〈証明〉 公式(3) 〈証明〉 公式(1)に公式(2)を代入すると Q.E.D. Q(k)からf(k)を求める方法 としておく。 θについての次のN次多項式をつくる。 和の順序を変更すると 故に 両辺をθについてk回微分すれば ここでθ=-1を代入すれば (付録) が全てのkについて成立するw(p)が存在する場合 〈証明〉 Q.E.D. Q(k)からR(k)を求める方法 (1) θについての多項式g(θ)を次式で定義する。 (2) (2)に(1)を代入して変形する。 和の順序を変更すると 故に 両辺をQについて(k-1)回微分する ここでθ=-1を代入すれば (4)' 公式(5) N時点から取った任意のk時点のあらゆる組合わせについての重複視聴率の平均をP(k)とする時 〈証明〉 であるから これを公式(4)へ代入すれば上式が得られる。